一歳児のできること

一歳を過ぎ、いろいろできることが増え、より人間らしくなってきた。だんだん進化してきている。

バイバイを促すと、「ば、ば、ば」といいながら手を振る、というか手をひねる。

ありがと、のような時に頭を小さく下げる。

クシャミとよし、のまね、「ぐっしっ」という。

などのことを気まぐれでするようになった。

自力で立つことができ2歩程度踏み出すことができる。

コップでも飲めるようになった。

遊びは最近は物を出したり、元のある場所にしまったりするのが好きみたい。ボールなどを箱から取り出してはまた戻すを繰り返している。

私がなかなか起きないと、こっそり一人遊びをしている。ティッシュを全て出されていた。

ゴミ箱がふたつ転がされてはじに寄せられていた。

どこから出したのか、口紅のキャップを付けたり外したりしている。

鼻をつままれる。髪飾りが落ちていると私の頭に押し付ける。

ペアのものが分かるようになって、あった場所を覚えているようで、元に戻そうとしているのか、行動がちょっと面白い。

実家の犬と一週間でよく慣れて遊べるようになった。最初は犬の方が逃げ回っていた。

今は新しく来た小動物を時々威嚇しつつも見守っている姉、というかんじ。

来年はもう全く変わっちゃいそうだな、二人?二匹?の遊び方。


今日は実家から戻るためにおもちゃを箱につめていたら、おもちゃを隠されると思ったのか、何度も邪魔しにかかり、抱っこしてダンボールから離すとそうとう怒って泣き、涙を流し悲しんでそのまま寝てしまった。

ごめんよ…もうちょっとしたら、また遊べるから。

一歳児、面白い。

一週間たつのに治らない1歳児の風邪

風邪っぴきの一歳児と母。

だいたい一週間経てば治るだろうと思っていた。

具合の悪さは三連休中がピークで、2日続けて病院に走り薬をもらう。39℃まであがったけれど、火曜はややよくなってきたか…のように思われたのに今日またグズグズで鼻水もズルズルで咳き込み泣き、触ると熱い…。

38.5℃

母もぞわぞわ悪寒がし、全身関節痛。咳も鼻づまりも辛い…。大人で辛いのだから、一歳にしかならない息子も相当弱っているのだろう。

もう明日で一週間なのに…。

子供の風邪は本当に強力!!

ぐずってくっついて寝たがるからラッコ状態で寝ているけれど、私も咳が度々出るし、重い…。息子も私のお腹の上で咳き込んで、お互い移しあいしていそう。


仕事していなくてよかったー。仕事で子どもが風邪で…って定番だけれど一週間も休めないだろう。しかもちょっと前には吐いたり下痢したりのお腹の風邪だったし。


もしかして、そんな中でもなんとかして働いている母親はいるのかもしれない。

でも私には無理だ。

そこまでして働くくらいなら、生活レベル落として質素にして一緒にいた方がずっといいと思ってしまう。

でも働き出したら、責任感というか周りへの申し訳なさで息子を犠牲にすることになるのだろう。


グズグズで片時も離れたくない息子はちょっとおすわりさせると、必死に泣いて足にすがり付いてくる。見ていて切ないくらい必死にまとわりつく。抱っこすると落ち着いてクタっと頭を肩に預けてくる。トイレも一緒にいっている。片手で抱っこして最低限の家事。

鼻水吸いは物凄く嫌がり泣き叫ぶけれど、頭だけ振って嫌がり、手は私にしがみついたまま。終わってもショックで泣いたまま私によじ登ってくる。虐待しても母を求める子どもってこんな感じかな、と少し思った。ものすごく嫌な事をされているのに、そばにいるのは私だけだから、必死にくっついて愛を求めてくる。

可哀想で仕方ないけれど心を鬼にして頭を押さえてやっている。鼻が詰まってしまわないように、たびたび吸いとらなければいけないし、たんだってうまく出せていないから心配。




やっぱり健康が一番大切だと改めて感じた。治ったら、風邪予防徹底しよう。


かぜっぴきの初めての誕生日。

とうとう1歳の誕生日を迎えた。

しかし先週からの風邪のため、でかけることはせず、家で一升餅と選び取りだけやった。一升餅は意外と背負ってハイハイでき、つかまり歩きもうまくできた。やっぱり結構パワフル。

選び取りは筆だった。将来は画家??


 たまたま新しいゲストが来て、息子の誕生日だと話していたから服を2着もプレゼントでくれて、誕生日の歌まで歌ってくれた。その日はゲストはどこにもいかず、うちでほとんど息子と遊んで過ごした。

私も風邪引き中で家事ができていなかったから、少しでも遊び相手になってくれていると本当に助かる。みんなで夫が作ったケーキを食べた。


次の日は風邪ひき中のため、児童館などに行くのは気が引けたが、せっかくの秋晴れに家に閉じこもっているのもよくないし、少しだけ息子と散歩がてら銀行周りとダイエーに行った。

ダイエーにはキッズスペースがあり、靴を脱いで遊ぶことができる。息子はここがお気に入り。

運が良ければ、同じくらいの赤ちゃんと遊んだりできる。

一人の時は、なんども脱走する遊びがマイブームのようで、キッズスペースの入り口まではこっちをちろちろ見ながら進み、外に出たら一目散にハイハイし、私に追いかけられるのを楽しそうに逃げている。

2人くらい子どももきたが、みんな咳をしている。お母さんもマスクしている。

どこも一緒だね…。もらいもらわれで風邪が蔓延しているのを感じた。

その後おやつなどをあげ、食料品を買いに行ったが妙にぐずっていた。眠たいなら寝ればいいのに、と思いつつだっこして揺すったり、おやつをあげたりしていたが、ぜんぜんおさまらず、抱っこ中も動き回って泣いている。会計のレジ中咳き込んだと思ったらドバーッと吐いた。夕方の会計レジ近くで混んでいたので、慌てて顔まわりをふき、中の下着だけ変え、子供服売り場にいき一番安いパジャマを買って着替えた。

ぐずっていたのは、鼻づまりか暑かったのか、吐き気のせいだったようだ。

あれだけグズグズ泣いて動いていたのが吐いた直後からすっきり!という顔で、泣き止んでシラーっとしている。服の着替えもおとなしく協力的。

大規模に吐いて服からベビーカーから髪や耳まで汚れて臭いのに、本人はさっぱりした顔をしていて少し面白かった。

一歳児の風邪は強力

木曜日になんとなく風邪っぽい…という感じで、少しの咳と鼻水だけだったのが、あっという間に悪化した。


金曜日は午前中図書館の予定だったけれど、風邪気味なので様子見。昼頃にはいつも通り遊びたがり、家に閉じこもりきりもよくないから、少しだけ近くの児童館散策にでかけ、新しいところを発見。2時間ほど遊ばせた。とてもすいていた。

遊ばせている間も咳を二回したけれど、他に全然赤ちゃんがいなかったからまだ良かった。

家に帰り、だんだん鼻水も咳もひどくなってきた。その夜明けて土曜日にはズビズビで痰がらみの咳が続いて眠れず泣き、「ママ鼻水とって」で何度か鼻水をとるも、朝にはすっかり弱っている。見ているこっちも辛くなる。

鼻水が落ちて咳が出て、まるで溺れているようなゴホゴホゼロゼロといった音がする。

うまく呼吸ができないし喉も痛いようで、なんだか切ない「ヒィーーン」という感じで泣いている。

両親ともに寝不足でお互いにイライラしながらも近くの土曜もやっている病院を探し、診察してもらい、喉が真っ赤と言われ抗生剤とシロップをもらった。

その夜には39℃の熱。

どこ触っても熱い。何度か悪寒戦慄があった。

これ本当に風邪?インフルエンザ?と思うくらい見るもかわいそう。

一歳児、風邪で検索するといっぱい出てきて、少しだけ安堵した。やっぱり、この頃、この季節は風邪が流行っていてかかりやすいんだ。

しかし原因は絶対先週いっていた近くの子供いっぱいのところ。中には鼻水垂らしている子もいたけれど、あまり気に留めていなかった。きっと保育園に預けるとこんな感じで次々病気をもらうのかな。


薬は最初スポイトで飲ませたが、かなり嫌がり、夫と二人掛かりで泣き叫ばれながらゴホゴホ吐き出しつつ誤飲しているような状態だった。

これは、逆に危ないと思い、粉薬に一滴だけ水を加え練って小さく丸めた物をほおの内側につける、という方法を試した。

頰につけるのが難しく、水をスプーンで飲ませている振りをして、口を開けたところすかさずこそっと放り込み作戦で、なんとか飲み込むことができた。

シロップもジュースをあげたあとに同じようにジュースだよーという雰囲気のままあげると、意外とすんなり飲んでくれた。更に欲しがった。ややお腹が空いている頃だったのが良かったのかもしれない。

日曜の朝は転んで口の中を切ってまた受診。夜はやや回復してきているような雰囲気。


私も子どもと一緒に毎回もれなく体調を崩す。関節痛や喉の痛み、発熱…よくある風邪の症状なのに、実際なると本当に辛い。子どもへの看病が一番大切で、自分は後回しだし。一人じゃ対処できなかったから、三連休中でかえってよかったかもしれない


息子初めてのヘアカット

前髪が伸びてクルクル、よく目に入っている様子だし、家の近くで託児付きのヘアサロンを見つけたので、初めてのヘアカットにいってきた。

託児は一回500円、前髪カットも500円。私のカットとカラーと息子の前髪きりをお願いした。


泣くかな、と思ったけれど、ガラス越しだからか、なんとか大丈夫だった。

でも思っていたよりおもちゃでは遊ばず、ガラスにへばりついて私にアピールしてくる。

まぁ可愛い。声が大きくて元気ですね、と言われた。

やはり他の子よりワイルドらしい。

記念に髪の毛を少しもらった。

母はまた次もここでカットしてもらおう。

夜は具たくさんの親子丼を作って、そこそこ食べてくれた。ちょっと風邪気味のようで私も喉が痛いし息子も調子悪そう。

次から次へと、ちょっとした病気になる。

数日子供の多い児童館に行っていたせいかな。


最近指差しがお気に入り動作。ぱぱは?というと指をさせるようになった。


午前中教育番組を付けっ放しにしてしまっていたけれど、やっぱりテレビの影響はよくないということで明日からは積み木などもっと母子で遊ぼう。

午前中の教育番組は英語の勉強になるから私にはいいんだけれど、やっぱり寝ている間に勉強するしかないかな。

一歳目前、もう少し赤ちゃんでいていいよ

早い子は11ヶ月でもう歩き出しているけれど、うちの子はまだつかまり立ちだけ。ハイハイでの移動がとても早い。後ろから見ると大きいお尻をフリフリしていてとてもかわいい。突然意味不明な喃語を話したりするのもおもしろい。アダダダダとか。

最近近くの児童館にいくようになり、自由に遊ばせているけれど、周りがみんな走り回れる3、4歳のお兄さんお姉さんで面食らった様子。手押し車をあげると、車に乗って走り回るお兄さんお姉さんたちに混ざって嬉しそうに一丁前にカタカタずっと押している。方向転換できないから壁に激突しては、「うっうっ」と私に向きを変えろとせがむ。

手押し車を押す息子にぴったりくっついてまわりながら、ああいう風に、うちの子ももう少ししたら、走り回ってボールプールにダイブしたり、滑り台を滑ったり子供だけで遊んだりするようになるんだろうな…、とぼんやり周りを眺めている。

でも、今のままでいいよ。

赤ちゃんって本当に可愛い。

ちょっと遊んでは私の方をチラッとみて、いるかどうか確認してくる。しばらく一人で遊んだあと、急に泣きそうな声をあげてハイハイで突進して抱っこをせがむ。眠くなると抱っこして揺らせとせがむ。さもなければ大粒の涙で泣いて周りからギョッとされてしまう。

料理中や掃除中は面倒とも思うけど、毎日毎日何をするにも、どこへ行くのも一緒。ずーーっとくっついている。本当に一心同体。

1歳が近づき、だんだん赤ちゃんから、こどもになってきた気がする。成長は嬉しいけれど。

こういう一日中、ずーっとくっついていられる時間の終わりが近づいてきている。

寂しいな。いつか忘れちゃうんだろうな。

この幸せな時間。

ずっと終わらなければいいのに。

よく聞く言葉、「成長は嬉しいけれど、寂しい」って本当にそうだった。

このお尻フリフリハイハイも、いつまで見られるのかな…。

1歳まであと10日

気がつくと息子はもう11ヶ月、1歳の誕生日まであと10日となった。

去年の今頃や、生まれた日のことを思い出すと眠れなくなってしまった。

生まれた日のことは本当に昨日のことのようにクリアに覚えている。

生まれる前日は重たいお腹でお風呂場の脱衣所の掃除を熱心にしていた。

そろそろ36週になるし動いたほうがいいかな、というのと、ほこりが結構溜まっていて、こんなところに大事な赤ちゃんを置いておけない、という気迫から。今じゃホコリでもなんでも口に入れちゃっているけど…


その掃除のせいでお腹が張ってしまったと思っていた。その日に赤茶のおりものがあり、おしるし?とは思ったけれど、調べると、おしるしから何日も経って産まれる事もあるらしく、あまり気にしていなかった。夜にはいつも通り夫とFaceTimeをして、「もうすぐだと思うけどどうだろうね、明日かもしれないよ。もう爆弾を抱えている気分だよ。」なんて言っていた。

電話をきった後も、なんだか痛いな…というのが等間隔で来るようになり、今更陣痛アプリをダウンロードして測ったら10分きっている…これはやばい!!とシャワーを浴びて、新しい服をきた。朝になったら病院へいこうと、一眠りしようとしたらいきなりベッドの中で破水。バシャンッという音が聞こえた。さっき着替えたばかりなのに…とにかく痛い!!防水パッドを手に取り、ウーウー唸りながら階段をおり、親に「破水した!」と伝えて起こし、4:00amくらいだったかな。自分で病院へ電話。もう一度着替えて父の運転で病院向かった。後部座席で身悶え、ドアを蹴ってぶち破りそうだった。「早く、早く、まだ??痛いーっ」と唸りながら。病院へ着くと、歩けないので車椅子を持ってきてもらっていたけれど、もうそれすら待っていられなくて転げるように車から降りた。

それからは本当に必死というか、とにかく痛すぎて地獄の苦しみとはこういうことかという感じだった。少し楽になったと思ったらすぐに痛い波が来る。そしてろくに準備もままならないうちにいきみたくなってしまい、来た時の服のまますぐに分娩台に登り出産。その時間は長く感じたけれど、病院ついて約1時間半。早朝の中、たった一人で全て面倒をみてくれた助産師さんには本当に感謝している。胎脂がいっぱい付いた赤ちゃんを見せられた感想は「カエルみたい…(感無量)」

産んだ日は下半身がダンプカーに引かれたように少しでも動かすと内部に激痛が走り、とにかく痛くて、貧血のめまいもすごく全然歩けなかった。トイレに行くのが時間かかって大変だった。というかトイレの感覚もよくわからないし、流血もすごかった(産後の悪露というもので普通)

産んだ次の日はやや歩けるようになり、朝早く起きて(と言っても興奮であまり眠れなかったけれど) 晴れた青空を見て、本当に達成感でいっぱいだった。満身創痍でズタボロの体だけれど、なにか戦いを終えた後のような清々しい気分だった。この空を一生忘れないでおこうと思った。


それからあと10日で一年かぁ…。

生まれた後は、黄疸もあったし小さく弱々しくてすぐ死んでしまったらどうしようと何度も心配した。

昆虫のように手足をジタバタ、口をチュウチュウしていた頃、寝返りがうまくできずにジタバタしているだけだった頃、原因不明の夕方泣き、あまりに悲しそうな号泣で、どこか痛いんじゃないかと心配した頃、なぜか昼間はおっぱい拒否するくせに、夜間は素直に添い乳で寝てくれていた頃。ズリバイがやたらうまくなってハイハイしないんじゃないかと思っていたつい最近。

もうおっぱいのことは忘れてしまった息子。離乳食、最初はなんでもぱかっと口を開けてくれたのに、最近は毒でも入れられてるんじゃないかと疑うように念入りに見て、触って、吟味してからじゃないと、食べてくれない。

後追いが始まり、ちょっと姿が見えないとアーーと不安そうな声をだして探しに来る。一応母親だと思っていてくれていることにホッとする。

いい加減で大雑把、ガサツな母だけど、宝物の息子だけは大事に大事に、せめて人並みになんでもしてあげたい。

去年の今頃は重たいお腹でグータラゴロゴロ実家で休んでいたんだよね…。生活が全く一変したけれど、毎日面倒くさい王子様のような宝物と一緒で幸せ。

この1年間、一生忘れないようにしよう。


…育児日記とアルバム、すぐ挫折して全くつけずに終わってしまったけれど、今更だけどちょっとずつ振り返ってアルバムを作りたいな。無理かな。